2008年8月31日日曜日

ICSのテスト



ICSの設定について、ARSで走行テストしてきました。

テスト車両は以下の2台。

・MR-015HM ゴルフ
・MR-02RM NSX2005

基本セットとして参考にさせていただいたのは、RCC51さんのホームページで紹介されているICSセットの画像です。RCC51さんでは1回100円でICSのセットアップを受けることができるそうです。そのセットアップの画面が紹介されていますので、こちらを参考にさせていただきました。

本日は2.4Gの方が私以外に3名ほどおられましたので、ついでに皆さんのセットアップもしてみました。
それぞれ好みがあるようですが、下調べなしに好みを反映させたセットを書き込んでしまったので心配です。(V.INTERTIAをStrong方向に設定して、もっと転がるようにしてほしいといったリクエストもありました。)

テストして気づいた点がいくつかあります。

・D.BANDについて
サーボのニュートラル幅をNarrow、Mid、Wideの3段階で調整できます。
工場出荷時はWide、RCC51セットではMidでしたので私もMidに設定してみました。
走行上は問題なく、効果はよくわかりません。
しかし、この設定をMidにした場合、ステアリングニュートラル時、常にサーボからヂヂヂヂと音が出るようになります。ニュートラル幅が狭くなったため、常に微量の修正が入るのだと思います。この事象はMR-015でもMR-02でも見られたので私はD.BANDはWideとすることにしました。

・サーボのSPEEDとPUNCHについて
サーボの動作について、スピードと作動初期パワーを設定することができます。
2.4G基盤は、反応が早いようですが逆にいえばステアリングがシビアに反応しすぎて直進や微量な修正舵も当てられない状態になります。マニュアルでは、これを緩和するにはPUNCHを落とすように記載されています。

私はPUNCH、SPEEDともに落としました。

・D.FREQについて
モータードライブ周波数を設定することができます。
5kHz、2.5kHz、1.2kHzの3種類から設定します。
1.2kHzがもっともパンチがあって、パワーが出るようです。逆に燃費も悪いようです。

この設定はMR-015のシャーシセット基盤とMR-02のシャーシセット基盤で出荷時設定が異なりました。
MR-015のシャーシセットは2.5kHzが設定されていました。MR-02のシャーシセットは1.2kHzが設定されていました。ブログなどで紹介されている設定では2.5kHz設定されている基盤を1.2kHzへ変更する方向で紹介されていることが多いです。

MR-02は変更していないのですが、MR-015を2.5kHzから1.2kHzへ変更した感じではめちゃくちゃ早くなったとは感じませんがヘアピン状のコーナー立ち上がりで転倒することが多かったように思います。

MR-015、とくにHMでは2.5kHzのほうが楽かもしれません。

・V.INTERTIAについて
悪名高き仮想慣性制御のV.INTERTIAですが、ARSではそれほど嫌われていないようです。
本日の2.4G使いの3名は転がっても気にしないようでした。

でもAMに近い方向でセットされる方もいて、それぞれ異なるセットとなりました。

一人はV.INTERTIAを3のままにしました。
一人はOFFにしました。
一人は4にしました。

私はMR-02はOFFにして、MR-015は走行中にOFFと4をテストしました。

私の場合、V.INTERTIAをOFFにするとコーナーの減速でフロント加重を乗せやすくインにつけやすくなります。3だとかなり手前からスロットルをオフしないとインにつきづらく、またフロント加重もピッチングスプリングを一段固めにセットする必要があります。

この特性でMR-015HMをドライブするとスロットルOFFでステアリングをこじると転倒する回数が増えます。逆にV.INTERTIAを4にした場合は多少無理がききました。私のMR-015HMはTバーはFRPソフトでピッチングはREDスプリングです。できるだけ減速時にフロントへの荷重が過度にかからないように車をつくっていますので、ICS的にはV.INTERTIAは4あたりが妥当なのかもしれません。

OFFと4でもう少しテストする必要があります。

私の場合、MR-02ではOFFできまりました。

■以下、本日の走行後に修正した設定です。
 MR-015、MR-02ともに以下の設定にしました。
 明日、もう一度テストを実施する予定です。

2008年8月30日土曜日

ICS設定の変更

本日、秋葉原のスーパーラジコンにてI.C.S USB アダプターセット(kyosho #80280)をゲットしてきました!

フタバ産業、洛西モデル、チャンプと探し回っていたんですが、スーパーラジコンのdenanoコーナーにおいてありました。

8/23にスーパーラジコンで聞いたときには未入荷とのことだったんですが、この1週間で入荷されたということなんでしょうか。まずは入手できてよかったです。


こんな感じのパッケージになります。










まずは015に設定してみます。










アダプターのセットアップは、付属のCD-ROMに入っているマニュアルにしたがってアダプタを認識させてからソフトウェアで設定するだけです。

今回はRCC51さんのサイトで紹介されている設定値を参考にさせていただいて、設定をしてみました。

左が変更まえの工場出荷状態の設定です。
右が設定変更後です。













サーボのきり始め初期動作はPUNCHで設定できます。
10が一番早く、数字が小さいほど遅く、アナログサーボに近い動作になるそうです。
マニュアルには
”ステアリングの動きが俊敏すぎて、コントロールが難しい場合に設定を下げると良い”
という記述があります。PUNCHは5に設定しました。

D.BAND(デッドバンド)。マニュアルを引用しますと
”サーボが外部からの力に対して反応しない幅の設定です。Narrow、Mid、Wide の3 段階で設定でき
ます。画面表示左側の設定になるほどデッドバンドが小さくなり、外部からの力に対してサーボの動きが敏感になります。”
と記載があります。
WideからMidへ変更しました。

D.FREQは、モータードライブ周波数で周波数の値が小さいほどパワーの出る設定になるようです。パワーを出すと燃費が悪くなると説明されています。D.FREQは1.2kHzに設定しました。

V.INERTIA(仮想慣性制御変化率)。
2.4G特有のアクセルオフ時の転がりを実現する機能です。
アクセルオフでブレーキ効果がほしいので、ここをOFFにしました。
好みで4の人とOFFの人が分かれるという情報もあります。

015の設定は変えましたが、02は設定を変えずに持ち込んで設定変更しながらテストをしてみたいと思います。

あと、ひとつ気づいた点があります。

設定にしようするソフトウェア”MiniZ_ASF_ICS_manager.exe”のv1.01で不具合と思われる症状が見られます。

このソフトは設定を拡張子KPDのファイルに保存できます。
また保存したファイルから設定を読み込むことができます。

複数の設定をいつでも再現できます。

しかし、現在の動作を見ているとKPDファイルを読み込んだ場合、D.FREQの値は必ず2.5kHzが選択されます。

具体的には以下の設定の場合、D.FREQは1.2kHZの設定ですが、MiniZ_ASF_ICS_manager.exeのv1.01で読み込むとD.FREQが2.5kHzとして選択されます。

保存した設定の再現性がないので、複数ミニッツに設定する際に不便ですので修正されるといいな、と思っています。

[MinizSSManager]
GAIN=3
SPEED=5
PNCH=5
DBAND=2
DUMP=1
DFRQ=3
NUTRAL=2
V.INERTIA=5

2008年8月29日金曜日

MR-015HM ゴルフ セッティング と Zゲット

本日はARSで走行してきました。

いつも脳内セッティングして翌日走行、結果はレビューなしというパターンが多いのですが今日は前回のセットから反省点を修正して実走行後のレビューになります。

その前に、レアボディーをゲットしたのでこちらから。

フェアレディーZです。
現行のZはS-Tuneなのでフロントスポイラーとウィングつきですが、今日ゲットしたボディーは普通のZです。絶版なのでレアではあるのですが、なにより現行のS-Tuneと比較してウィングなどの装飾がついていないのでボディ自体が軽量で短い前後オーバーハングと中心に集中した重量バランスが評判のいいボディです。










コインパーキングなどで実車がとまっていたり、すれ違ったりしたときに気になっている車でした。
かっこいいですね。愛車のHMゴルフと並べてみました。

Zは低いです。
フロントのオーバーハングが非常に短く、リヤはゴルフの方が短いです。
くるくる曲がりそうなボディーですね。

015RMを作らないといけません。











計ってみました。
こちらはゴルフ。
軽量化後です。
天井部ガラス抜きした上で、フロント補強が入っています。

34.4g











こちらはZ.
なにもしなくて28.9gです。

低重心と軽量、短い前後オーバーハングで相当なアドバンテージがあるボディーですね。

つくりはうわさどおりで、走らせるのが楽しみです。

話は変わって、ここからは今日のMR-015HMセットです。

実はこの車は転倒ばかりするので、どうしても走らせていませんでした。
毎回、5分くらいテスト走行して引っ込めるという作業が3週間ほど続いています。

そして今日のセットは始めて1パック連続走行した満足のいくセットとなりました。

効いているのは、フロントタイヤ硬度とフロントサス、重量バランスを下面集中化です。
ボディー天井抜きによる上部の軽量化、上部ビスのみチタン化、下面ビスはあえてノーマルにしてアルミホイールで重量を下に下げています。

1つのセットではなく、全体のセットがバランスして走行が安定してきました。
こうなってくると015HMのおもしろさがよくわかってきました。非常に面白くなってきています。










前回からの変更はホイール、タイヤ、フロントスプリング、ピッチングダンパー規制スポンジです。
ホイールは前後、squareの18mm小径アルミホイール オフセット1.5mmです。
前後とも同じものを装着しました。

これにフロントタイヤHG40、リヤタイヤLMフロントHG40をあわせます。
フロントはノーマルホイル時に23.5mmまで削ったもので、小径アルミにはかせた状態で21.5mmです。
リヤはLMフロントの肉厚HG40で、タイヤ外側を丸く削ってボディー干渉を防止しています。
LMフロントタイヤは接地面が丸くラウンドしているので、若干平たくなるように削っています。
小径ホイールにはかせた状態で24.2mm。

ボディーはホイールハウジング内を削っています。

フロントHG40だと通常アンダーが出るんですが、リヤのグリップもHG40まで落としているのでコーナーはアクセルオフのフロント荷重で曲がれます。

ただしフロントHG40でイエロースプリングやワッシャーによるローダウンをしてしまうと本当にアンダーになりますので、レッドスプリング、ローダウン用のワッシャーなしでバンプストップ4.5mm、フルストローク可能にしています。

タイヤが固く、逃げる分やわらかいスプリングで粘らせロールさせます。

HMは前後ふにゃふにゃがいいといわれていますが、やっと意味を理解できてきました。

私なりの解釈はこんな感じです。

タイヤで食いすぎると転倒する
→タイヤ硬度を下げる
→アンダーがでる
→フロントサスをやわらかくして、タイヤを助ける
→フロントやわらかく、リヤもやわらかくしてロールさせる
→ロール時の振動吸収やロールしすぎの規制を目的としてフリクションを入れと効果がある

またピッチングスプリングを固くするとアクセルオフ時のフロント荷重がかかりすぎますので、バネなしかレッドを選択するとよいようです。

私はオイルダンパーやフリクションによるシャーシ上部への重量物搭載は見送りました。
ピッチングダンパーは標準でタミヤのアンチウェアグリスを塗って軽いダンパー効果を得られるようにしています。

ロールはダンパーとシャーシの間にスポンジをはさんで規制しています。
結構安定して走れます。

スポンジはモーターを買ったときの梱包材をスライスして使いました。











リヤ 小径アルミ+LMフロントタイヤ。
小径ホイールと若干深いリム、肉厚のタイヤが気に入っています。
HG40でも、リヤのグリップが抜けて巻くようなことはありませんでした。
HMなので縦に荷重がかかっているので、リヤトラクションは問題ないようです。

ピッチングは外れないようにフロント側にもスポンジを入れてあります。
ロールで左右に動くモーター配線上部にスポンジをはさんでロール規制しています。











フロントサス レッドスプリング+小径アルミ+HG40.
タイヤ径21.5mm。
フルストローク時にシャーシ下面がするので、0.2mmワッシャを2枚入れています。
入れる場所は、バンプストップ上です。
バンプストップはスプリングと上下逆にしています。
0.2mmワッシャ→バンプストップ4.5mm→レッドスプリング→フロントナックルという順番で組んでいます。

組んだ後、上部のCリングあたりからキングピンオイルをたらしてあります。
するするです。

キングピンはノーマルですが、リューターに固定して1000番のペーパーで黒い塗装がなくなる程度まで研磨しています。この研磨をするとノーマルキングピンでもある程度スムースに作動するようになります。

表面が粗いので、ステンレスキングピンの方がさらにスムーズですがノーマルキングピンがあまってしまっていたので磨いて使っています。

今度は、以下の箇所を試してみたいです。

・フロント ノーマルスプリング
・Tバー ノーマルプラ
・ピッチングスプリング ノーマルスプリング
・リヤタイヤ LM HG30

2008年8月23日土曜日

Chevronmodels Q-08a

かっこいいボディーが出ました。

http://www.chevronmodels.com/
http://www.geocities.jp/wrfyt827/ZTC028-1.html

軽くて早そうですねぇー。
ARSでもポリカのローラボディーを使っている人がいます。
”速くてコントローラブルだけど、これやっちゃうとCカーとかエンツォがぜんぜんできなくなる”
といっていました。

でもかっこいいですね。

私のようなスキルでこの車をやる勇気はありませんけど、入手してしまいそうです・・。

2.4G ASF ICS設定に(2)

私のmini-zは3台、すべて2.4Gです。

2.4GシステムのICSに関して確認を進めたのでまとめておきます。

■スロットルオフ時の減速が弱い点について

2.4G基盤の車両は、ICSのV.INERTIAという設定によってスロットルオフ時の減速が弱くなっています。

以下の資料に現状でのICS設定方法が記載されています。
http://www.kyosho.com/jpn/support/instructionmanual/mini-z/pdf/ics_setting_guide_m_080613.pdf

スロットルオフ時の減速が弱い点について問題のV.INERTIAについての説明が記載されています。
以下に引用します。

・V.INERTIA(仮想慣性制御変化率)
走行中にスロットルをオフにした際の、車体が余分進む慣性(惰性)を調整可能できます。
Strong、2、3、4、OFF の5 段階で調節でき、画面表示左側の設定になるほど慣性が残り、OFF で制御なしになります。小さい車体のRC モデルは、スロットルをオフした際にすぐに止まってしまうので、そのフィーリングを自然な状態に調整する為の機能です。これを「仮想慣性制御」と呼びます。

開発サイドとしては、”小さい車体のRC モデル”が、”スロットルをオフした際にすぐに止まってしまう”挙動を”自然な状態に調整する”必要性を感じていたため、この機能を実装したようです。

AM基盤のmini-zはスロットルオフで適度なブレーキ効果が得られたため、ワンアクションでの過重移動が可能でした。この操作になれたmini-zユーザーから見ると2.4G基盤も同様の挙動が望まれています。

■ICS USB アダプター(No.61018)について
上記資料に記載されている手法は、”4-pin のI.C.S ケーブルを販売するまでの暫定措置として3-pin のI.C.S ケーブルを使用する方法”となっています。

本日、秋葉原のスーパーラジコンで確認した話では、本日時点では4-pinのI.C.Sケーブルは発売になっていません。またこのアクセサリーはKOプロポからの発売ではなく、京商からの発売予定という説明でした。

また暫定の設定方法で使用するICS USB アダプター(No.61018)は、スーパーラジコン、チャンプでは売り切れでした。

以下のオンラインマニュアルでは、ICS USB アダプター(No.61018)が4-pinとして説明されています。次回出荷分からは4-pinで出荷されるということなのかも知れません。

http://www.kyosho.com/jpn/support/instructionmanual/mini-z/pdf/ics_cable_onlinemanual_080613.pdf

4-pinを待つか、AMプロポとAM基盤を買うか、このまましばらくブレーキングでの調整で走行するか選択しなければなりません。

暫定でも設定できれば大分いいのですが、ICS USB アダプター(No.61018)が売り切れですので現状は手も足も出ません。

■I.C.S オンラインマニュアル
http://www.kyosho.com/jpn/support/instructionmanual/mini-z/miniz_racer-awd.html



■その他
RCC51さんでは1回 100円で2.4G I.C.Sの設定変更を受けてくれるようです。
http://www.rcc51.com/ICS.html

RCC51さん、すばらしいですね!
私も近ければお伺いしたいところなんですが残念です・・。

京商秋葉原などでもこういったサービスがあればいいんですが。。

改良版 サーボケース

MR-02のサーボケースはホテンショメータ前部とシャーシ部の間に隙間があり、衝撃でポテンショメーターがズレるトラブルが報告されています。

私のMR-02は2台ともサーボケースとシャーシの前部隙間が開いているので隙間を埋めるためにつめものを入れています。

MR-015のサーボケースをメンテナンスしたことがなかったのですが、今回改めて確認してみるとサーボケース前部に2枚の突起が出ていてシャーシ前部との隙間が埋まっていました。












この状態であればサーボケースが前部にズレてしまうことはなく、MR-02で起こるポテンショメータズレのトラブルは発生しないことになります。

MR-015HM ゴルフ (2)

前回ゴルフに関して書いたのは、2008/8/17でした。
この翌日、8/18(月)にARSで実走テストをしたのですが、結果についてはアップしていませんでした。

今日はこの結果を踏まえてゴルフをバージョンアップしたので、まとめておきます。

■8/18テストの結果

運転技術としてはスランプを感じている状態です。
始めて2ヶ月ですが1ヶ月のころの方がうまかったと思います。
狙いすぎて楽しんでいないためだと思います。
スピードよりは正確なライン取りを練習していくつもりですがまじめにやりすぎて楽しめてないのが課題です。

車は以前より改善して、ARSのバックストレートから1コーナー、2コーナーの高速コーナーを全速で抜けることも何度かできました。
課題としては、高速コーナーとS字の切り替えしでの転倒があります。

FタイヤはRG30 23.0mm オフセット1mmホイールで弱アンダーのグリップは決まっていたと思います。
欲をいえば、もっとぺらぺらのタイヤで車高を下げたかったのですが手持ちのタイヤでは最良の選択でした。

RタイヤはワイドHG20を使いましたが、ホイールハウジングを相当削ってもあたっていました。
タイヤの角を丸く落としてもフルロール時に干渉していたようです。
フルロール時やS字の急な切り替えしの時、急に転倒することがありました。

ゴルフでリヤワイド オフセット0mmは無理のようです。

サスは、基本的に車種を問わずフロントを固めて、リヤのピッチロールをやわらかめにしてバランスをとっていくようにしています。
そのためフロントイエローで固定です。
リヤはピッチングダンパー ノーマルで、ロールをスポンジで制御する方向でセットアップを進めました。

定番としてはオイルダンパー&フリクションというセットだと思うのですが、変わったアイデアとしてスポンジによるロール制御に興味があるのでノーマルピッチングダンパー&スポンジを使っています。

ノーマルピッチングダンパーにはタミヤのアンチウェアグリスを塗って多少ダンパー効果を持たせるようにしています。また減速時にフロント加重がかかりすぎないようにバネはやわらかい方向で選択し、ノーマルとREDを使用しました。
※オイルダンパーではバネを入れないで減衰力のみ使うセットもあるようです。

スポンジのロール制御はスポンジの厚さと素材を変えてやわらかいセットと固いセットを試しましたが、固いセットが有効でした。

全体としては、操作に気を使わないといけないバランスで、これでセットが決まったとはいえない状態でした。

もう少し安定して走るようにしないといけません。

■8/23時点の仕様

前回の走行を踏まえて改良版のセットを組みました。
もともと京商純正指向でミニッツカップ仕様準拠指向なんですが、最近015に関してはこれでミニッツカップに出るわけではないし、なんとしても気持ちよくゴルフを走らせたいので調整範囲には切削加工なども躊躇せずに実施しています。

ボディー切削による効果は非常に大きいです。
ホイール選択が広がりますし、重量バランスの改善などにより転倒回数もへり、走りも確実に変わります。










ストライプとカーナンバーを入れてみました。
最近、この015は調整と走行傷によって雰囲気が変わってきました。
かもし出す雰囲気が箱だしと違ってきていて、愛着もありますがかっこいいです。











今回はホイールセットを前回と変えています。
タイヤは暫定でつけています。

ホイールはシェルビーコブラのクラシックホイールです。
このホイールは小径で17mm径です。

17mm径の小径ホイールにフロントはHG40かFL30を軽く面取りしたタイヤを履くつもりです。
リヤはワイド17mm径で、通常のタイヤをはめると22mm径になってデフカバー部がすってしまいます。
今回はLM用のフロントタイヤを外側いっぱいに履くようにしています。硬度はLM HG20かHG30ですが手持ちがHG40なので走行までに調達するつもりです。

LMタイヤ装着の小径ホイールは23mm径です。
これによりリヤも0.5mmローダウンできます。










小径によりリヤワイドホイールがハウジング内に干渉しなくなりました。
フルにロールしても大丈夫だと思います。










スポンジは改良しました。
素材は100円均一の化粧品コーナーで売っていたスポンジパフです。
ピッチング方向で過大に干渉しないようにピッチングダンパー両脇にスポンジを固定しています。
ロール時はピッチングダンパーがスポンジにあたってロールが制御されます。










今回、ガラスパーツの天井を抜きました。

作業前のボディー重量  37.2g
ガラスパーツ重量    10.2g
削ったガラスパーツ重量 2.7g
ボディー+ガラスパーツ仮止め重量 33.4g
ボディー+ガラスパーツ接着後重量 34.0g

結果としてボディー最上面に位置する2.8gを軽量化できました。

重量バランスとして最上面の3gがなくなるのでかなりの転倒防止になると期待しています。

ここで削った重量を車体最下面に持ってこれれば、重量バランスとしてさらに安定性が増すはずなのでタイヤオフセットが決まってきたらアルミホイールを導入してみるつもりです。

■■■■■■■■

今回も脳内セットです。
より低重心化、ワイド化が進んでいますしサスのバランスも前回からの改良版なので今回のセットはよい結果が出るんじゃないかと期待しています。

2008年8月21日木曜日

2.4G ASF ICS設定について

■2.4G ASF ICS設定に必要なもの

2.4GはAD基盤と同様にICSによる基盤設定が可能になっているそうです。
初心者の私にはあまりかかわりのない機能だと思っていました。

そもそもこの機能に気づいたのは、速い人と明らかに走行ラインの違いを感じることがあったためです。
速い人、うまいと感じる人はコーナーを非常にコンパクトに回ります。

まねして走ってみるんですが、どうも減速が弱くフロントへの荷重移動が弱い気がしていました。
スロットルオフしてもコーナーに進入してから大回りになることが多いため、早めのスロットルオフを心がけています。

そんなとき、インターネット上で工場出荷状態の2.4Gはスロットルオフ時の転がり特性がAM基盤と違うという情報を目にしました。そしてKOから出ている ICS USB アダプターを使用して設定を変更できるそうです。

・ICS USB アダプター(No.61018)

■設定の大まかな方向性について

わたしは02MMエンツォ、02RMいろいろ、015HMゴルフなどを走らせています。
2.4Gしか走らせたことがないので、比較はできないのですがAM基盤を比べると、2.4G基盤は相当にパワフルでクイックな基盤であるようでした。そこで各シャーシに合わせてICSセッティングをすることを考えています。

まだICS USB アダプターは入手していませんが、大まかには以下のような変更を考えています。

・ステアリング特性の変更

2.4G基盤は反応が早いので、シャーシ/ボディーに合わせて調整

・エンツォはステアリング速く
・02RMはエンツォより少し遅くしてテストしてみる
・015は遅くする

・転がり特性

AM基盤であればスロットルオフで減速するが、2.4Gは転がり特性の設定が5段階で設定可能で工場出荷状態では転がる設定になっているためスロットルオフ時の減速が弱い。

設定項目は以下の4段階。

Strong - 2 - 3 - 4 - OFF

・出荷時は3(スロットルオフ時の減速が弱い)
・3の場合、状況によってはフロント荷重が弱く、早めのスロットルオフ、もしくは弱めのブレーキングを
 行わないとコーナーを小さく回ったり、鋭く向きを買えることができない場合がある。
・4 or OFFで実走行テストする予定

■設定方法、必要な環境/機材など
http://www.kyosho.com/jpn/support/instructionmanual/mini-z/pdf/ics_setting_guide_m_080613.pdf

2008年8月17日日曜日

MR-015HM ゴルフ

最初に買ったシャーシがMR-015 2.4Ghzでした。
自分で乗っていた車がGolfだったので、家族にそれとなくなじむかなー、という狙いがあってボディーはGolfにしました。自宅で走らせる分にはこのボディーで十分に楽しめたのですが、サーキットではこけまくるので出番が非常に少ないボディーでした。

でも、いつも気になっていていろいろなセッティングを施してはサーキットへ持ち込んで、こけて、すぐにMR-02へスイッチするという繰り返しです。

そんなMR-015HMの最新セットです。
まだサーキット未走行なので、今は幸せな状態です。
僕にとって頭セットを組んだ後、走行までの時間が走れるか、走れないかどきどきな楽しい時間ですね。

こんな感じです。
フロント23mm径タイヤ、リヤワイドHG20、ローダウンとホイールハウジング削りこみで以前よりは相当安定しているはずです!なかなか決まってます!










リアワイドホイールがかっこいいです。
これを入れたほうが実力もアップするはず。オフセットが決まったらアルミホイールの導入を考えていますが、リヤはワイドオフセット0mmかオフセット-0.5mmかで迷っています。-0.5mmの方が収まりはよさそうですが0mmの方が安定しそうです。

まだホイールハウジング内であたっているので、タイヤの角をまるく削る予定。

リヤバンパー下部、両サイドは角を丸く削っています。ロールした時にバンパー下部のとがった部分をするので。

マフラー、左右ドアミラー、リヤワイパーなどは転がった拍子に飛んでいってしまっています・・・。









シャーシ。
フロントのスプリングは黄色で固定です。バンプストップは4mmでストロークを大きくとるようにしています。バッテリー搭載時、接地させると若干フロントナックルが浮きます。これがリバウンドになるようです。

フロントボディーマウント取り付け部にFRP Hバーの折れたものをはさんでボディーが0.5mm程度下がって取り付けられるようにしています。その分フロントタイヤと干渉しますが、小径タイヤ、ボディー切削加工で対処します。それでもあたるようであればボディーマウント上部とボディー間にスポンジを挟み込みボディー浮かせ気味取り付けで対処します。

Hバーはプラがよかったんですが、FRPより固い感じがしたのでFRPをつけています。実走行テストでプラかFRPかを決めていきます。

デフはギヤデフでアンチウェアグリス封入ものです。テストです。安定しないようならボールデフも検討します。











フロントタイヤ。
ぺらぺらまでいきませんが、エンツォのフロントでならした23.0mm系のラジアル30です。
ARSカーペット路面では現在のところベストなタイヤです。015の場合、径は21mmくらいまで削れたほうがいいみたいです。走らせながらなじませられればベスト。










ボディー内部はフロントホイールハウジング内、リヤホイールハウジング内を削っています。
棒やすりでごしごし削り、シャーシとあわせてみてあたりを見ながらの作業です。
まだベストではないかもしれませんが、今後走行してみてあたりを見ながらの調整にしようと思います。









シャーシ上面のみチタンビスにしています。
効果としてはシャーシ下部に上量バランスが下がる点です。
サーボギヤ カバー部 4本
ピッチングダンパー部 4本
モーター接点部 2本
計10本をチタンビスに変更しています。

ノーマルビスは10本で1.8gあります。











チタンビス化すると1.0gになります。
0.8g分、シャーシ上面が軽くなってロールの際の車高バランスを下げる効果があります。











この015HMのテーマは速さではなくて、工夫して楽しむことなので、ノーマルパーツも使って仕上げています。

HMのフリクションダンパーが販売されていないのでノーマルピッチングダンパーにスポンジを貼り付けでピッチングとロールを規制しています。

まだ未走行なので、セッティングが出ていませんが、この方向性で素材や厚さ、取り付け方法などによるセットを決めていくつもりです。

写真の貼り付け方法は100円均一で買った化粧用スポンジパフを7mm角に切って、ダンパーに丸く張り付け、貼り付けたはじに棒状のスポンジを貼り付けてあります。

ダンパーの取り付けを上下逆にすると規制をハードとソフトに変更できる予定です。(効果を試してみないとなんともいえませんが)










この仕様でこけるようなら、バラスト搭載とタイヤ径調整、スポンジダンパーセット変更、ボディーガラス部切削加工などを考えています。このタイヤオフセットで調子がよいようならばアルミホイールの導入も検討しています。ドイツBORBET風なアルミを入れたらかっこいいです。とにかくコケない姿が見たい!


・MR-015HM 080817 仕様
ボディー : フォルクス ワーゲン ゴルフ GTI
シャーシ : MR-015HM 2.4GHz
モーター : シャーシセット付属 ノーマルモータ
ピニオン : シャーシセット付属 8T(HPI テフロンコーティング)
デフ   : ギヤデフ(テフロンコート、タミヤ アンチウェアグリス塗布)
軸受け  : フルベアリング
Fホイール : FD3S用 オフセット1.0mm
Rホイール : シーシセット付属 ワイド オフセット0.0mm
Fタイヤ  : RG30(23.0mm径調整 両面テープにて固定なし)
Rタイヤ  : HG20(新品 実走ならし ゴム系両面テープにて固定 ボディーと干渉するため外側角を丸く削る予定)
Fサス スプリング : 黄 ハード(調整ワッシャなし)
Fサス バンプストッパ : 4.0mm(スプリングの下に装着)
ステアリングロッド : 黒 ノーマル トーイン 0度
Fナックル : ノーマル キャンバ 0度
F車高   : ローダウン(サスはストローク確保のため、ワッシャなし。ボディーマウント取り付け部にFRP Hプレートの折れたものを入れて0.5mm程度ボディー搭載位置を下げています)
キングピン : ノーマル(ナックルがするするに動くまで研磨後、京商キングピンオイル・テフロン塗布)

Rサス Hプレート : 京商 FRP ソフト(バッテリーBOX側保持プレート三角板なし)
Rピッチングダンパー : ノーマルダンパー(ストローク部にアンチウェアグリス塗布 フロント側取り付け部下部にスポンジを挟み込み締め付け。ガタ防止)
Rピッチングダンパー スプリング : ノーマルスプリング RM用シルバー(調整ワッシャ 1枚)
R フリクションダンパー : なし

R車高 : ローダウン モーターマウント下部にカーボンHプレートの折れたものをワッシャーとして使用。1mmローダウン

その他
バラスト  : 無し
モーター 基盤への接点部 磨き
ボディフロント部 シューグーにて補強
ボディとタイヤが干渉するので、ボディーを削っています。
リヤバンパー 下部両サイドはロールした時にするので丸く削っています。
ボディガラス部 スーパーXにて補強
上面のみチタンビス
2.4G ICS設定 ノーマル。

モーターマウント破損

MR-02RMをメンテナンスしていて気づいたのですが、モーターマウントが破損していました。










これで2個目です。

どちらもツメを引っ掛ける箇所が割れました。

ピニオンギヤをスパーギヤに押し付けるために、非常にテンションのかかる構造になっているように思います。

走行後は点検が必要なのと、スペアパーツを持っておくことにします。

ボディー塗装 NSX2005

ボディー塗装にチャレンジしてみました。

MR-02RMはメインで走らせているシャーシです。
今までフェラーリ575GTCとコルベットを乗せて走らせたことがあります。

この2台は非常にロングノーズ、リヤヘビーでワイドトレッドのボディーです。
一般的な評価としてはリヤで曲がっていくタイプのボディーといわれているようです。

やはり一般的に曲がる評判のボディーを試してみたいと思っていました。
ひとつはSC。そしてもうひとつはNSXです。

秋葉原の洛西モデルでは、よくセールをやります。
通常の価格より安めの価格で突然かごの中に商品が並ぶことがあります。

先日も突然NSX2005のホワイトボディーが900円で販売されていたのでGETしてきました。

そしてダイソーでホワイト、蛍光ピンク、蛍光ブルー、クリアーを買ってきて塗りました。











こんな感じです。

初めてにしてはまぁまぁかなと思いますが、好みは分かれるカラーリングということは理解しています。

でもいいんです!
自分のフィーリングに合うカラーと言うのが大事ですからね。

アトミックのホワイトディッシュホイールも気に入っています。

全体的にはなるべく実車感を出さないように、ラジコンっぽく見えるようにしました。

これでNSXの鋭いコーナーリングをテストしてみます!

2008年8月12日火曜日

本当に早いエンツォ

本当に早いエンツォは音がするらしい。
ARSのH内さんから聞いた話。

モーターがよく回っているエンツォは、”ピュィーッ”という音がするという。
そういえばARSでたまに音を出しながら走っている車を見かけることがある。

ピニオンの異音なのか、”本物の音”なのか意識して聞いたことはないが確かに印象的な”音”を出しながら走る車は存在する。

個人的にはモーターの回転数に比例して鳴るあの甲高い”音”は好きだ。
どうしたらあのような音が出るのかと考えていたが、そうか。あれは速い車からだけ出る音だったのか・・。

なおさら自分でもあの”音”をならしてみたくなった。

7Tピニオンのバックラッシュ不良による異音かと思っていたのだが、ARSで走るエンツォは8T or 9T仕様のはずなのでこの音ではないらしい。7Tピニオンの異音はどちらかというと”ギャー”という濁った音がするが”本物の音”は”ピュィーッ”というもう少し澄んだ音だと思う。

音の正体は不明だが、モーターマウントを社外のものに載せ買えると音がやむらしい。

エンツォの両サイド空いた穴から進入する風とギヤ、モーターマウントあたりの整流状況によって発生する風きり音かもしれない。
単なるギヤなりかもしれない。

ただ一部のARS常連の間では、音のあるなしによって”あのモーターはよく回っている”のように形容されることがあるらしい。

いずれにしても自分で”音”を作り出してから原因究明するしかなさそうだ・・。


エキスパートドライバーが発生する”音”にはコースデビューして間もないころお世話になった。

この”音”でスロットルワークがわかるのだ。

コース1周分をリズムで覚えることができる。

”ピィーーー、ピィーーー、ピィーーーイ・イーーーー!”

こんな感じ。

”ピィーーーイ・イーーーー!”の部分はバックストレートから高速コーナーに入るところでハーフスロットルに落としてから卍コーナーへの侵入で再度アクセルオンしている箇所だ。

前半の”ピィーーー、ピィーーー”はインフィールドのコーナーワークで加減速しているパート。

Vモーターで走ると若干ギヤなりが発生するので、自分でもこのリズムを心がけて音を聞いている。
僕の音は”ピュィーッ”という澄んだものではなく、”チュイー”という音で”チリチリ”と鳴る小さめのギヤ鳴りが連続したような音だが、うん、この音もなかなか気持ちいい感じだ。

今の目標は”チュイー”を途切れさせないように走ること、流れるように。

そしていずれは
”ピィーーー、ピィーーー、ピィーーーイ・イーーーー!”

こんな感じ。

8/11 ARS走行。

8/11 ARS走行。
1時間だけ。

MR-02RMにVモーター投入。
ボディーはコルベット。

ノーマルモーターでのセットは悪くなかったが、Vモーターを投入した段階で非常に暴れる車になった。
印象として。

リズムで走っているので、少しでもラインをはずすと修正でロールして、振り替えしで壁に連続ヒットする。
コーナー出口で荒めにアクセルを開けてもライン修正をしなければならない。
バックストレートから1コーナー、2コーナーへの高速コーナーではロールしすぎた上にリヤがブレイクしそうになった。

1時間だけ走行して店長に相談。

ステアリングざく切り、全体的に操作が荒という。
車は悪くない仕上がり。合格点をもらう。

ノーマルモータでは許容される操作もVモーターでパワーが上がった分、繊細なコントロールを覚えなければいけないとのこと。
とくにコーナーでは舵角で曲がらずに、フロントできっかけを作ってからスライド気味にリヤをいれて、車の方向を変えていかないといけないらしい。その際、1つのコーナーと見立てていたバックストレートから1コーナー、2コーナーのラインはやっぱり微妙な操舵とアクセルでの制御が必要になるそうだ。

ちょっと切りのちょっと戻し。
じわっと握り。

このあたりの基本スキルの低さがRM+Vモーターで一気に顕在化したということか。
MR-015不得手な理由もこのあたりに原因がありそうだ。

エンツォの場合はVモーターでもギンギンに走れるので、RMとMMの違いを感じる。

MMエンツォは何も考えずに何パックも走れるし超がつくほど面白い。

でも今はなぜかRMのセットを煮詰めている。

生来、天邪鬼的な性格のためエンツォを走らせるようになった今でもアンチエンツォな自分がいることに気づく。

やっぱり箱だしで早いエンツォより、自分的にはRMコルベットでギンギンに早かったらかっこいいと思うのだ。

ちなみにコルベットや575GTCを使っていてコーナー特性がまったりしているように感じる。
やっぱりRMでインをつき、コーナーインべたでギンギン走るにはNSXやSCを使わないといけない気がする。

と、いうことでNSXのホワイトボディーは準備中。
だが今週はまだ走れそうにない。

しばらくはコルベットのまったりを打ち消す方法を思案することになるだろう。

でも昨日走って見て、”明日はエンツォを目いっぱいかなぁ”と思ったりもした。
でも今日もコルベットを煮詰めないといけないし。

2台、3台と増殖するmini-z。
管理が大変なのである。

タイヤについて

先週、周囲の車との速度差を感じたので今週はVモーター投入とタイヤテストを目標とした。

19:00現地入り。
僕の場合、走行受付後バッテリーをセットしてからタイヤセッターでタイヤを削る。
昨日もそのようにした。

ここ数回の走行で、もっともマッチするタイヤはラジアル30を23.5mm径に削り、ここから走りこんだもの。
ラジアルは溝ありタイヤなのだが、23.5mm径に削るとちょうど溝がなくなるあたりになる。
出荷状態では約24.0mm。

現在使用しているラジアル30は23.0mm径。
エンツォやMR-02RMで走りこんで23.0mm径になった。

このまま通常は21.0mm径くらいのぺらぺら状態まで使うらしい。

でも代替の調子よいタイヤをストックしておかないと何か不安だ。
しかし代替のタイヤを準備するにしても同じラジアル30ではつまらないので、どうしても異なる硬度のタイヤをテストしてみたくなる。

そのためいつもサーキットを訪れたとき、バッテリーの準備とその日テストする分のタイヤを削るのが走行前の儀式のようになっている。



削るタイヤの硬度は毎回異なっている。
今までテストしたタイヤはHG30、RG30、FL30、HG40の4種類。(HG:ハイグリップ、FL:フラット、RG:ラジアル)

いろいろ教わったり、経験で学んだこととしては、基本的に径が大きい方がグリップがよく、径が小さく削り込まれてくるとグリップが下がってくるということ。またタイヤ硬度のほかにHG、FL、RGといった銘柄でも微妙にグリップ間が異なっている点。削って径を合わせるとそれぞれの微妙なグリップを選択可能にあんる。

23.5mmを基本として最小径は21.0程度まで使用可能。
小径削り込みタイヤのグリップは以下の順に低くなっていく。
HG⇒RG⇒FL

これにタイヤ硬度が加わる。

また気温と路面状態によっても微妙にグリップ間がことなる。

現在の夏の時期は一段硬い硬度を用いないとフロントのグリップが聞きすぎてハンドリングがピーキーな特性になる。

僕がフロントタイヤとして用意しているタイヤをタイヤ銘柄、硬度を加味してグリップの高い方から低い方へ並べると以下のようになる。

HG30⇒FG30溝無し⇒FL30⇒HG40

最近のトレンドとしては、LMタイヤがある。
通常のタイヤよりホイールが小径であったり、その分タイヤが肉厚であったりするので皆さんいろいろな使い方を試されているようだ。

たとえば以下のような使用例がある。

・LMホイール+LMタイヤHG40をエンツォフロント用として使用
・ノーマルホイール+LMタイヤHG30(走行で削れたもの)を引っ張ってはいてエンツォフロント用として使用

など。
LMタイヤは走行で磨耗すると小径になっていく。
小径になったタイヤはCカーで使えないため、これをノーマルホイールにはかせる。
するとホイール径がCカーと比較して大径タイヤとなるエンツォ用などにはかせる場合、引っ張らないとはけないわけだが、引っ張ったLMタイヤは通常のグリップより低くなる傾向がある。そのためLMのHG30磨耗タイヤを引っ張ってはくとちょうどフロントタイヤとして使用可能な硬度にマッチする場合があることがわかっている。

僕は準備だけしていて、なんとなく恐くてテストしていないタイヤとしてシェルビーコブラホイールにLM40新品のセットを持っている。クラシックタイヤは小径ホイールなのでLMタイヤをはくと径が23.0mmとなってちょうど小径タイヤになるのでこれをテストしようと狙っている。ちなみにクラシックタイヤにLMタイヤをはかせる場合は両面テープでの接着が必要だ。

NINJA TOOLS

アクセス解析ツール

NINJA TOOLS
http://www.ninja.co.jp/hoge/

2008年8月11日月曜日

防備録:ニッケル水素電池

ニッケル水素電池について

http://industrial.panasonic.com/www-cgi/jvcr17pz.cgi?J+BA+3+ACG4001+HHR200SCP+JP

コンデンサー

ミニッツのモーター、モーターカンと配線の間に何か電気的な部品がついている。
これが何か良くわからなかったんですが、コンデンサーのようですね。

もう少し調べないといけないんですが大事なことなので防備録として。

ショッキーダイオードとコンデンサー

どうやらショッキーダイオードはモーターから出てくる電気をモーターに送り返す役割、コンデンサーは大電流放電後の一時的電圧低下を補う目的で装着するみたいですね。

いま、手元にモーターがないのですが今度観察してみよう。

2008年8月9日土曜日

買い物

今日は走行はお休み。
なぜならARSはレースだから。

私は2.4G環境なのでレースに出られない。
なぜならARSのレースはAMバンドでタイムを計測してレースするから。

でもいつかレースに出ますよ。
私は2.4G環境からmini-zを始めたんですが、あえてAMバンドへ戻って、レースに参加するつもりです。

今はバッテリーはeneloop、充電器はsanyoという環境です。

今後、レースを見据えた環境を整えるつもりです。

・充電器/放電器
・バッテリー
・プロポ
・AM基盤つきレーサー シャーシ

充電器はヨコモのYZ-114SPにしようと思っています。
AC/DCで電源が取れるのと、多少は設定項目がありそうなので。

matchmoreが人気のようです。
かっこいいですが、使う人を選びそうなので私はまだかな、と。

放電器は今日買ってきました。
イーグルのAAA ActiveMateです。
0.5、1.0、1.5A 放電の3種類があって、ずっと1.5A版がほしかったんですが売り切れていて買えなかったんですが、今日アキバのchampに売っていたので買っておきました。

バッテリーはSPARKの黒が人気です。
スーパーラジコンにmatchmoreのバッテリーが売られていました。
新製品のようです。
興味はあったんですが充電器がないのでやめておきました。
来月買います。

プロポは2.4Gも使えたほうがいいですね。
ということでKOしかないです。
ヘリオスがかっこいいんですが、大きすぎて持ち運べないのでEX-1 URになりそうです。
AM版を買ってあとで2.4Gモジュールを買います。

AM基盤つきレーサーは迷いますね。
ready セットならボディー、ホイール、シャーシと基盤、クリスタル2個がついています。
AM基盤だけだと6000円くらいです。
6000円にオートスケールのボディー2300円とホイール500円、クリスタルは1個800円なの1600円を足すとほとんどready setの金額と変わりません。

なのでまだ迷っています。


で、目標のレースなんですが個人的に興味があるのは金曜夜の走り屋ナイト 02ノービスクラスと土曜日のRM V8GTです。015はセットアップする時間がないので、もう少しうまくなってからかな・・。すぐこけるのでやっていてつらいです。好きですが。

走り屋ナイト 02ノービスクラスにはエンツォで出たいです。
RM V8GTはRMシャーシのレースで、Vモーター8Tピニオン、GTボディーというレギュレーションになっています。ボディーはコルベットは出れるのかな??

出れなければ575GTCかフェラーリ 360GTC Scuderia Ecosseが好きなのでこれで出たいですね。

でもフェラーリ F430の方がリヤウィングがない分、軽快な感じかもしれないですね。

SC430の方が速いんでしょうか。人気があるようです。

まぁ自分でやってみてフィーリングのあうボディーにすればいいんでしょう。
575GTCとNSXを持ってるのでフェラーリ 2種類とSC買ってテストしてみて・・・・7500くらいかかりますね。

来月も半分くらい、お昼ごはん抜きになりそうです・・・・。

2008年8月8日金曜日

防備録:ミニッツ HM フリクション

”ミニッツ HM フリクション”でぐぐるとHMにフリクションを載せている人のセットが見れます。
HMにはMMのフリクションやRM用のフリクションを高さ調節して装着するそうです。

ピッチングダンパーとシャーシの間にスポンジはさんでダンパー効果を得るやり方もあるとか。

そういえばKYOSHO AKIBAでdnanoのモーターマウントにスポンジを張っていたな・・。(KYOSHO AKIBAのブログで一次最速タイム更新で写真が載っていたaniさん)

走行していて思ったこと。

初心者なのでスロットルを握りすぎるところがある。
どうしてもオーバースピードでコーナーに突っ込んでしまう。

うまくなるためには握るところは握り、コーナーでは減速し、走行ラインをきれいに走ることをこころがけている。ノーマルモーターで速く走れない限り、安易にチューンドモーターで走る気になれない。

でも・・・
サーキットでは、私の走りは邪魔になることもあるらしい。

上級者のマシンはVモーター。
こちらはノーマルモーター。

上級者のマシンはタイムアタック。
こちらは走行ラインの矯正。

まったく方向性がことなるマシンが同一のコースで走っているのでリズムがあわないんだと思う。

そしてこちらに、余裕がないのと、早い人が来たらには道をゆずらないといけないというルールを意識していないこと。

実際は、車のコントロールで精一杯。
集中していて声も出ないし、よけることができるほど周囲に目がいかない。
よけるような走行ラインも自由に選べなかったりする・・・。

ぶつからないように走るのが精一杯。

ぶつかりまくりでも物うじせず、エキスパートの常連さんたちと走るひともいる。
そういう人をみると、あのくらいの勢いがないとうまくならないのかな、とも思う。
それで少し気が緩んだ。(自己反省)

ぶつかりまくる人には、ぶつかりまくっても”よけろよー”とか”ラインゆずれよー”ということは言われないようだったので。

自分はぶつからないようにスムーズ走っているつもりだったが、周囲から見るとそれだけ走れるなら”よけろよ”見たいにうつるのかなと。ある意味、脱初心者への一歩ということで、ほめ言葉かもしれないな、と前向きにとらえるようにしました。

実際は一人で、サーキットにおじゃまさせていただいて常連さんは楽しそうに和気あいあいとやっているんですが、邪魔しているといわれると気持ちを強くもたないと走れませんね・・。

この日は歯を食いしばってバッテリーたれるまで走行後、撤収。

今まで楽しさばかり味わってきましたが、ちょっとだけサーキット走行の厳しさを味わいました・・。
今週、3日間も通ったしなー。しばらくお休みしようかな・・。

初心者がサーキット走行するときに感じる正直な気持ち。敷居の高さとか常連さんの壁、そんなものを感じてしまいました。

基本的に上級者の方たち、セッティング教えてくれたり、いい人なんです。

でも実力に差がありすぎて、申し訳なくて。
自分を励まさないとコースインすらできません・・・。

絶対速くなって、やる!と心に誓いました・・・。
Vモータ入れようかな・・。

昨日のミニッツ

昨日もARSで走行。

はじめは人が少ないうちにMR-015HMのゴルフ。タイヤだけリヤHG20、フロントHG40にして全くのノーマルセット、コロンコロンころがって、車高落としたりロールダンパーいれたり。恥ずかしくなってやめました。

つぎにエネループの追い充電が終わったところでMR-02RM、コルベットボディー。オフセットゼロにしてみたり、ナロータイヤはいてみたりピッチングダンパーなしにしてみたり、いろいろとテスト。

タイヤはオートスケールコレクションのタイヤを23.5mmに削ってフロントに履いたところ超アンダー。
このタイヤはゴム質が多くてグリップしないらしい。
ウレタン路面だったら使うこともあるとか。

エンツォのオートスケールを買ったときに同梱されていた説明書にHG40と記述されていたのでHG40かと思って使っていたんですが真相はもう少し確認が必要。(HG40は結構使いますが、オートスケールのタイヤがHG40だったら使いまわしがきくので)

結局、一発目にフロントタイヤの選択に失敗してから迷走してしまって気づいたらもとのセットに戻っていたという結果に。

いままで走らないときタイヤをかえて激変することが多かったのでタイヤの選択が走りに大きく影響する点を再認識。

今度はタイヤセットを慎重に決めてから各部パーツやオプションをひとつずつ効果確認したい。

今気になっているのは、ワイドタイヤとナロータイヤのグリップの違い。
ナローの方が面圧があがってグリップするという説がある点。
グリップよりも前後グリップバランスの方大事という説も体感してみたい。

最近、設定箇所について自分なりの理解ができてきた。

・フロントスプリングを固めてタイヤに仕事させないようにして弱アンダーにする手法
・荷重移動のためにピッチングスプリング固める手法
・Tバー ボディーかぶせてから前後の上下/ロール/ピッチングのバランスを見て、突っ張らないようにセットする手法

など。

あとコルベットで走っていると周りから見るとMR-015が走っていると思うようだ。
015と思われていて02だと何か気恥ずかしさを覚える。

2008年8月7日木曜日

8月7日 ARS用テストセット

前々回の走行で575GTCのボディーフロント部、ウィング部が若干損傷したので前回よりコルベットボディーをMR02-RM用として使用しています。

ノーマルモーターで車の挙動とコースになれるためのテストカーとして導入したものです。
このほかに前々回の走行ではエンツォをシェイクダウンしました。エンツォはパーツからバラで集めて組み立てたもので車の構造を理解する意味で取り組んでいたものです。実際、Vモーター仕様のMR-02MMの走行性能はすばらしいものでした。

一方、ノーマルのMR-02RMを走らせていてこれまでに感じたことがなかった物足りなさを感じたことも事実です。そのため3パックあるバッテリーのうち、1パックのみMR-02RMに使用し、のこり2パックをエンツォで前回走行という流れで最近は走らせていました。

前回コルベットを持ち込む段階でMR-02RMのリヤヘビーと回頭性を向上させる目的でこれまでのMR-02RMのセットとはことなるセットアップに取り組んでいました。(オフセットゼロのホイールを装着して走行しました。動きは軽くなったのですが転倒回数が増えました)

明日はARS走行の予定ではなかったのですが、今日アイデアをためしてマシンが仕上がった状態なのでスナップショットとしてブログにアップしておきます。

全体の方向性としては、低重心、軽やかな回頭性と安定性、バランスを重視しました。
また頭の中だけでセッティングを決めたので、実走でどのような結果がでるか楽しみです。

現在の仕様です。

フロントにオフセットゼロのナローホイールを装着しています。
タイヤはHG40。ほぼ新品なので現地で径23.5mmに成型します。

リヤはMR-015RMコルベット用のフロントホイールを装着しています。オフセットは3.5mmでナローホイールとしては最大のオフセットを持つホイールです。

MR-015RMにコルベットを搭載する場合のフロント以外に用途がないと思っていたのですが、今回はこのホイールをリヤにセットします。狙いは重めのリヤを軽く動かすこととワイドトレッドによる転倒防止です。

リヤタイヤはHG20新品です。ARSにて購入したゴム形両面テープで固定します。
HG20はやわらかいので、ARSの高速コーナーでめくれるため固定が推奨されています。これによりグリップも若干向上するようです。

フロントのトレッドは70mm、リヤは72mmになります。
リヤワイドオフセットゼロですと70mmでしたので2mmのワイドトレッド化を試すことができます。

皆さんリヤはワイドと決まっているのでこのセットでどのような挙動をするのか興味はあります。ナローなので面圧の向上と軽くなったリヤにより回頭性の中心点が若干前よりの重心に移動してくれればと期待しています。

ボディーがはずれやすかったので、ボディー側マウント部に両面テープを巻きつけ、両面テープには薄くグリスを塗ってふき取ってあります。ボディーとの干渉部の厚みが増し、ボディー取り付けが安定します。









モーターはノーマルですが、明日走行する場合は事前にVモータを調達し現地にて組み付ける予定です。現在の組み付けではケーブルがピッチング、ロール方向で干渉しないように注意して配線しています。












後方からの衝突によって575GTCのディフューザは割れてしまいました。対策としてASCの外箱部分のボリカーボネートを適当な大きさにきりスーパーxで接着しています。スーパーxは硬化後もやわらかい^ので簡単に取れます。

前回の走行で後方から衝突しましたが、その際はこのポリカバンパーにてディフューザは無事でした。










ピッチングダンパーはつけません。
TバーはFRPミディアムから初めてセッティングを出します。
フリクションダンパーの閉め具合は上下のスプリングテンションを目視にて確認しています。
下側のテンション調整ワッシャは1枚だけ入れています。これもやわらかめから初めて走行しながら枚数と締め込み量を決定します。

ギヤは軽さを狙ってギヤデフです。
デフに引っかかりなどが内容に点検しました。
内部のベベルギヤとスパーギヤ、ピニオンはHPIのテフロンコートを塗布してあります。










バッテリー、ボディーを搭載した状態でリヤウィングを上から軽く下方向に押します。
するとRMの場合はフロントタイヤが浮いて、上下にバウンドしてしまいます。

エンツォの場合、リヤを押してもフロントが上下にバウンドすることはありません。

この部分がRMのリヤオーバハングの特徴ですが、ストレートなどではフロント接地不足なのかもしれません。

今回、FRPハードで症状が出ていたのでFRPミディアムに変更しました。
現在はフロントの上下は発生しません。
フロント部、リヤ部を上から下へ押して、とてもスムーズに動作しています。

このセットで走行がどのようになるかはテストしないとわかりません。

ピッチングダンパーを装着していないので、加重移動で苦労するかもしれません。
アクセルオフの弱減速時にフロントへ過重が乗らずにオーバーステアになるかもしれません。

ここのバランスをとるためにフロントオフセットはゼロのタイヤを装着しています。

また前後加重のバランスを考慮してバッテリーケース内部にバラストを搭載しました。










シャーシバッテリーBOX部下部を左右から人差し指で支えて、バランスしたところが前後荷重の中心です。このシャーシの前後バランスは前後ホイールベースの中心より後方に荷重の中心がありました。エンツォよりも後ろでした。コルベットを搭載するRMの場合は、モーターオーバハングや後方よりのキャビン、ウィングなどの重量物が後方に集中しているため後方に軸ばよる傾向にあると思われます。

そこで低重心化と前後バランス調整のためにバッテリーボックス内部の下面に1.3gのバラストを左右に貼り付けました。

バッテリー搭載時に若干干渉します。
通電には重大な影響は及ぼしていないようなので、このバランスでテストをして見たいと思います。
バッテリー積み、ボディーなし状態でシャーシ重量は
138.9g
ありました。

ボディー搭載時では
182.8g
ありました。













全体として新しい試みを試してみたので、走行でどんな挙動をするのかが楽しみです。
ストレートが安定していて、コーナーはインベタ、S字ではクイクイ曲がるようなセットだったらいいなぁ。

ちなみに明日はMR-015HM ゴルフとMR-02RMの2台で走行します。

エンツォは面白いのですが面白すぎてやりこんでしまうので。
この2台の基本セットだしを中心に走行したいと思います。